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映画スイートプリキュア♪感想
昨日、『映画スイートプリキュア♪とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪』を見てきました。

本当は大泉の最速も見たかったんですけど、金銭的な問題とか諸々あったんで、
ワーナー映画の日を選びました。

1000円でプリキュアの映画が見れるなんて幸せ!本当は最速もみたかったんだけどね!


以下、感想ですのでよもやいないとは思うけど、見てない人はネタバレ注意な。

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今回の舞台はメイジャーランド。プリキュア映画初の本編順守の舞台でした。

舞台が本編と同じということで、全体の流れも本編を意識して作られていたと思います。
特にアコちゃんがプリキュアとして新たに決意を固めて加音町に戻るところなんかは、完全に第37話につなげるために作った感はあります。

また、本作のラスボス“ハウリング”は本編の暫定ラスボス“ノイズ”の手先なので、本編の組織所属の映画敵はSplash☆Star以来だったと思います(ハートキャッチのサラマンダーも一応砂漠の使徒と関係はあるけど)。

だからある意味では、「37話こんな展開もあったかもよ」というif的要素も持っていたのかも知れませんね。


ここからはかなり私の主観が入ります。

開幕メフィストさんお宅訪問で警察沙汰に思わず笑ってしまったw
こういうギャグは凄くテンポがいいんですよねスイプリは。本編にももっと採用すべきですよ。

メフィストさんがダメお父さんっぷりを晒したのは、本作のタイトルでもある“心がつなぐ奇跡のメロディ”が大きく関わってくるんですね。駄目駄目なメフィストお父さんが家族を守るために奮闘する姿は素直にかっこいいと思いました。

プリキュアのお父さんは素晴らしいお父さんが多いという恒例ではありますが、今回のお父さんたちは、奏パパのエピソードがなかったり、響パパが変人だったりするんでなんとも言えないなぁと思っていたら、こんな所に伏兵がいたんですね。

本編にも古代ギリシャ人みたいな人たちが出ていたことがありますが、今回ナチュラルに普通の人間がメイジャーランドに出てきます。メイジャーランドとは一体何なんだ…ホント服装とか普通の人すぎてパラレル要素が吹き飛んでしまいそうです。背広とか着てるし。

そして、敵の三幹部メイジャー3(スリー)。イケメン狂いの奏さん公認のイケメンですが、メイジャーランド初のアイドルグループと称していた割には特にそういった要素がありませんでしたね。イケメンなだけです。

ネガトーンを音符なしで発動する荒技を成し遂げるあたり、ファルセットさんより位が上のような気がしますね。ここのシーンではメロディとリズムの腕がくっついちゃって、イチャついてるところをビートに突っ込まれるというブヒブヒシーンがありました。要チェックですね。

謎イケメンといえば、5GOGOのムシバーンの部下達ですが、今回のコイツらは真の正体がバケモノです。豚と半魚人と鬼です。なんか恥ずかしい技名がありましたが忘れました。テラボールとか、ギガボールとかそんな。

それぞれ3人別れてこの幹部と戦ったんだけど、歯が立たなくてあっさり潰されて、音が消された世界で心の歌だけが響いてきて勇気が湧いてきてそれで、それで…って感じが凄く鉄板だったけどまあまあ良かったような気がします。メロディがかっこよかったし。

世界の音楽を奪ったとされるアフロディテ様は、ノイズの刺客ハウリングを体内に取り込んで押さえ込んでいたという展開が、緊迫した空気を作っていましたね。非戦闘であるアフロさんにできることがそれだけだったということで、ハウリングを安全に倒すには自分ごと消滅させることだというのがなかなか説得力があって、普通に怖かったですね。家族をとるか国をとるかという究極の選択でメフィストさんが取った行動がなかなか男前でした。あと照れるアフロさん可愛い。

鍵盤を使って空を飛んだり、足場を作ったりする能力はどうやら王家に伝わる技のようです。勇者音吉さんも使ってた技ですし、今作でもメフィストパパとアフロさんが使ってましたからね。両親が落ちるシーンでアコちゃんが変身して助けるとかそういうのを期待してたんですけど、そういった場面でも戦闘でもあまり見せ場がなかったですね。アコちゃん一家がクローズアップされているわけだし、もっと見せ場があってもいいような気がしたんですけどね。満を持して「私も戦う!」と変身して数分で退場させるなんてどういうことだ…ただ、スパークリングシャワーが本編よりちょっと強そうだった。

その後、セオリー通りにみんなの応援のおかげで敵をやっつける流れになるわけですが、なんとミラクルライトの力が破られてしまいます。そのままハウリング最終形態との決着をつける事になるのですが、アフロさんの「こうなってはもうプリキュアに任せるしかありません」ってのがなんかテンポの悪さを象徴してたような気がします。

超巨大化したハウリングに立ち向かうも、容赦なくボコボコにされるプリキュア達。ビーム2回受けて、モロパンチ受けても立ち上がるメロディに対して、振り払われただけで再起不能とかどんだけ脆いんだビートとミューズ…。捕まってしまったリズムを助けるために何度も立ち上がるメロディが凄くかっこよかったけど、もうやめてー!ってリズムと一緒に叫びたくなるほど痛々しかったなぁ。

パンチでぐったりしたメロディでしたが、奏の叫びと、クレッシェンドトーンさんの語りでクレッシェンドキュアメロディに大変身。でも、クレさんさんが出てくるとなんかgdgdになる気がするんですよねぇ。後半の展開は最初の皆の力で音楽を取り戻そう!って下りだけで片付けられたし、クレッシェンドキュアメロディに変身する下りとか、最後は皆で!とか言ってゴールド空中クロスチョップを決める下りとか、どう考えても販促の為にやったでしょ。とかちょっと穿った目で見てしまいました。

マジ決め技はメロディとリズムのパッショナートハーモニー・クレッシェンドだけでよかったと思うんだよなぁ。「もうダメかと思ったぁ…」「そんなわけ…ないじゃない…」で相当胸アツだったのに最後でなんか消火されちゃった感じがするんですよねぇ。それに、今回のことでクレッシェンドトーンが本当に役に立たないことが分かってしまった。説教するだけなら響さんのイケメン語りだけで事足りるし…

クレさんの「プリキュアを越えたプリキュア」って台詞で少しフイタ。毎年ちょっと他のニチアサに被るとことかあるし、大いなる力とかゴーカイ意識してんのかなぁとか思っちゃいますね。

最後は、ノイズの脅威に立ち向かう為にプリキュアは4人でないとダメだということで、アコちゃんが加音町に戻る決心をして終わり。ここは37話冒頭のifって感じでした。私的にはこっちの笑顔で「アコならそういうと思ってた!」と見送られる方がしっくり来ましたね。加音町で冒頭部分で喧嘩別れしていた奏太と和解するシーンはあるんですけど、メイジャー時代の友達のスズちゃんと仲直りするシーンがないというのが納得できない。そこ重要やで。スズちゃんはアコちゃんやプリキュアの皆さんのために頑張って祈ってくれたのに…

ハミィは最後まで役立たずの足手まといでした…こいつタルやん以下やでぇ…


今回の映画は、アコちゃん以上にメロディ&リズムのイチャつき具合にブヒブヒできたり、メフィストさんがマジイケメンだったりしたので、非常に俺得でしたが、最後はいつものテンポに戻ってしまった感が否めず、ちょっと惜しかったかなーと思いました。でも全体的にはテンポの良いギャグ回のスイプリって感じでよかったと思います。ミューズ追加版のEDとか、春映画決定とか色々あって大満足でしたし!

春映画もちゃんと生きてレビューできたらなと思います。切実に願っております。

こころの ハーモニー 響かせよ♪
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